看護師が転職する際に、ひと昔前であれば提出書類は履歴書だけということもありましたが、最近は看護師転職の際にも、職務経歴書が必須となっています。看護学校を卒業後、看護師として働き始めた人にとっては職務経歴書自体あまり耳なじみがない言葉かもしれませんが、転職活動には必要なものです。ここでは、職務経歴書とは何か、そして転職が成功する職務経歴書の書き方についてご紹介します。
履歴書は、住所や名前、学歴や職歴などシンプルな内容を記載するものですが、職務経歴書は、その履歴書に書いた内容をさらに詳しく補うためのものだと考えてください。例えば、履歴書には○○病院、内科病棟入職など病院の名称しか記載しませんが、職務経歴書の場合は、その○○病院でどのような看護業務を行っていたのか、より詳しく書くことになります。つまり、経験やスキルをしっかりPRするための用紙であるといえます。
職務経歴書で自己PRと言われても、たいした内容の仕事はしていない。と悩んでしまうかもしれませんが、その場合は、まず下書きとしてあなたの仕事内容を朝から順番に書き出しましょう。改めて書き出すことで、様々な業務を行ってきたと自分を見直すことにも繋がりますし、まとめやすくなります。リーダー業務であれば、このような場面では苦労したけれど、こんなふうに工夫してチームをまとめることができ、リーダーとしての能力が上がった。サブリーダーの役割なら、リーダーと他の看護師との間のパイプ役として、連絡を密に行うことを心がけ、結果、業務効率が良くなったなど、実際の仕事内容や具体的例をあげることで、次の転職先でどのようにその能力が活かせるのか、面接官もイメージしやすくなります。
履歴書は、手書きのほうが好まれる傾向にありますが、職務経歴書はパソコンが必須条件。これは、あなたの職務経歴を知るだけではなく、情報をいかにしっかりとまとめる力があるか、見やすいレイアウトなどで書類が作れるかという点もチェックされていると考えて下さい。だからといって、カラーで図や表を多様することはやりすぎですが、シンプルな見やすい職務経歴書を作成することが大切です。
いかがでしたか。職務経歴書の作成は履歴書を書くよりも時間がかかり、大変な面もありますが、自分の経験やスキルを面接官に理解してもらうためには、とても重要な書類といえます。しかし、自分が書きやすいように書いても、読んだ人が理解できなければ意味はありません。看護師の転職支援サイトに登録すると、職務経歴書の内容や、書き方についてもしっかりとサポートしてもらえます。転職全般に対して万全のサポートがある転職支援サイト。ぜひ一度、登録することをおすすめします。
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