現在、看護師として既に働いている方が進歩し続ける医療の現場に対応できるようにすること、仕事の幅を拡げられるようにすることを目的に様々な講習会が開催されています。今度、どのように仕事と向き合っていきたいかという目的に沿った講習会を受けて、キャリアアップを目指しましょう。
ここ数年、在宅医療を受ける患者が増え続けている為、在宅医療に関わる医師、看護師の不足が深刻なのですが、その現状を緩和する為に、看護師が医師の指示を待たずに医療行為の介助ができることが求められています。その為、在宅医療の充実の為、経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整、人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整など、今までは医師にしかできなかった特定の医療行為を行い、在宅医療を支えることのできる看護士を養成する為の研修が平成27年4月1日から始まりました。特定行為の行える看護師になる為には、全ての科目に共通する実践的な理解力、思考力、判断力、高度で専門的な知識と技能の為の講習と、具体的な特定行為に対する講習を厚生労働大臣が指定する学校や病院で受け、最終的に筆記試験に合格する必要があります。
在宅医療を受ける患者が増えていることから、主治医の指示に従って療養中の患者の世話をしたり医療の補助をしたりする訪問看護の需要も増えています。現在、看護師をされている方が訪問看護をする事ができるようになる為の訪問看護基礎講座、精神障害者の在宅看護セミナー、質の高い在宅看取りケア実践のためのELNEC-Jなどの講習会が日本訪問看護財団主催で行われています。
長期入院患者を受け持っている場合や、訪問介護をしているような場合に役立つハンドリフレクソロジー講習で、一般社団法人JHA日本ハンドリフレクソロジー協会主催で行われます。ハンドリフレクソロジーは手を触れることで患者の痛みやストレスを和らげることのできることのできるハンドケアで、認知症の予防にも役立ちます。
スキルアップしてさらに専門的な仕事をしたい場合、ライフスタイルの変化によって働き方を変える必要に迫られている場合など、人生の様々なタイミングによって働き方に対して考えなくてはならない時には、新たに知識や技術を見つけることが新しい仕事への足懸かりになります。そして十分な情報を得ることが転職を成功させるポイントです。自分がどのように働きたいかということや、どの程度の年収を得られるのかということは人生にとって非常に重要なことです。情報量の豊かな看護師専門の転職サイトに登録して、納得のできる転職先を探しましょう。
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