内科の看護師へ転職する場合に知っておきたいこと 【看護師の転職ノウハウ】

 

内科は非常に幅の広い診療科目で、一般内科に加えて呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、脳神経内科、血液内科などがあり、さらに地域のクリニックと大学病院などの専門病院、入院病棟と外来では勤務内容が異なります。内科看護師への転職を検討する際には、内科の種類と勤務形態を合わせて自分の希望する条件に当てはまるかどうかということを考える必要があります。

 

◎クリニックの一般内科への転職

クリニックの一般内科では、風邪や軽度の生活習慣病、軽~中低度の認知症など手術や入院が必要のない患者を対象とした医療を行います。従ってクリニックの一般内科では、子供からお年寄りまであらゆる年齢の人に丁寧に接することができることが求められます。

入院患者や救急搬送される患者がいない為、夜勤や突然の時間外勤務といったことはなく、規則正しい勤務形態であり、お盆やお正月はクリニック自体が急伸するので、夏休みや冬休みを取ることもできます。

 

◎入院病棟のある内科への転職

クリニックでは対応できない患者の治療をする入院病棟のある専門的な病院での内科の場合、外来勤務と入院病棟勤務があります。入院病棟のある専門的な病院では外来勤務の場合でも定期的に通院する患者が多いので、入院病棟と同じように、患者との付き合いが長くなるケースが多いので、日々の病状の変化を見逃さず対応する、患者の心に寄り添うような対応をすることが求められます。さらに入院患者の中には終末期の患者もいますので、家族へのサポートも必要です。外来の場合は比較的規則正しい勤務時間ですが、入院病棟の場合は週に数回夜勤があること、患者の病状によっては時間外勤務になることがある、まとまった休みがとりにくいことあり、子育て期間中にフルタイムで働くことは難しい職場と言えます。

 

◎知識を深めることができる専門的な内科

一般内科では対応できない患者に対応する為に細分化されている消化器内科、脳神経内科、呼吸器内科、循環器内科、血液内科などに勤務する場合、新たに勉強しなくてはならないことが多く将来に向けてのキャリアアップに繋がります。

 

◎転職する目的に合った内科を選びましょう

一口に内科と言っても、内科の種類や勤務場所によって看護師として求められる要素も勤務形態も異なります。内科に転職することによって何を変えたいのかという希望に沿う勤務場所と内科の種類を選ぶことが大切で、その為には十分な情報を得ることが転職を成功させるポイントです。自分がどのように働きたいかということや、どの程度の年収を得られるのかということは人生にとって非常に重要なことです。

 

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