看護師の夜勤バイトを募集する病院には、重症の病気や持病の悪化、怪我などに対して緊急手術や高度な治療を行う急性期病院や救急外来、長期入院の患者の継続的な治療を行う慢性期病院の病棟や療養型病院の病棟があります。急性期病院や救急外来での夜勤バイトは、患者の急変や救急搬送など突発的な仕事も多く、夜間とは言っても非常に忙しく、明けの時間になっても仕事を終えられず、勤務時間が長引くこともあります。慢性期病院の病棟や療養型病院の病棟の夜勤バイトは、安定した病状の患者が多い為、受け持ち患者の数は多いのですが、常に追われているような忙しさはありません。また、最近は有料老人ホーム、介護老人保健施設、特別養護老人ホームなどの介護施設が夜勤バイトを募集するケースも増えつつあります。これらの介護施設は医療行為をメインで行う施設ではなく介護をメインとする施設で、入居者のケアは介護士が行うので、夜勤をする看護師の仕事の内容は急病などに備えることだけですその他には24時間オープンの訪問看護の施設で夜勤バイトを募集することもあります。
夜勤バイトの給与の相場は1回最低20000円〜最高45000円と幅広く平均すると1回30000円程度です。急性期病院や救急外来での夜勤バイトの給与は比較的高く、有料老人ホーム、介護老人保健施設など介護施設では比較的給与は低めの傾向にありますが、最も低い施設でも、日勤の給与に比べると高額です。
常勤として働いている病院がバイトを禁止している場合、マイナンバーや確定申告によって夜勤バイトが発覚すると退職に追い込まれてしまう恐れがありますし、勤務先が国公立病院である場合には公務員であるため、法律を犯すことになりますので、現在勤務している病院がアルバイトをしても良い病院であるかということを確認しておくことが大切です。また、現在の病院がアルバイトを禁じていない場合でも、シフト調整のスケジュールがギリギリまで発表されない、希望した日に休みが取れないというような状況であれば、夜勤バイトを入れた日が常勤している病院の勤務日と重なってしまう恐れがありますので、夜勤バイトをするのは難しいと思われます。
看護師の夜勤バイト先には、急性期病院の病棟や救急外来、有料老人ホームなどの介護施設などがあり、1回あたりの日給は平均30000円となっています。もし、ダブルワークで夜勤バイトをする場合には、現在の常勤先の業務やシフトに支障が出ない範囲で働くことをおすすめします。
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