出産は人生の中でも一大イベントとされています。しかし出産したら全てが終わるというわけではありません。産後ケアをしっかりとしてこそ、お母さんがこれからも健康で元気に過ごすことが出来るのです。助産師はママさんの産後ケアを手伝うことが出来る存在でもあります。
出産を経験することで、女性は身体も心も大きく変化します。出産によって子宮・産道などには負担がかかってしまい、出血も1ヶ月ほど続いてしまいます。さらに骨盤・股関節のゆるみによって歩行が難しかったり、他のトラブルを抱えることにもなります。また出産後に赤ちゃんのお世話をすることで自宅にいる時間が増え孤独感など、精神的な余裕がなくなることもあります。このように身体的にも精神的にも出産後にはケアが必要な状態となっています。ただ現状は正しい知識がないために産後ケアを怠るママさんが多いのも現実です。
産後には体の変化だけではなく、自分を取り巻く環境が大きく変化するために気持ちも不安定になりがちです。妊娠中には妊婦のサポートを行ってくれるシステムが整っているものの、産後ケアに関してはフォローは十分ではありません。助産師が行える産後ケアとしては、出産前から産後ケアの指導を行うことや、産後ケアの一環として訪問ケアを行うことなどです。さらには出産したお母さんの状態を家族に説明して産後ケアに協力してもらえるように促すという役割も持っています。
もっとしっかりとした産後ケアを行っていきたい!と希望する助産師には、産後ケア施設への転職という道もあります。産後ケアを集中的に行う施設で、思う存分、産後ケアに携わることができます。産後ケア施設への転職を検討しているのであれば、助産師専門の人材紹介会社、とらばーゆ、eナースセンター、ハローワークを利用することをおすすめします。自分の条件をクリアにしておくことで、自分に合った転職先を見つけることができるでしょう。
今、日本では核家族化に伴い、産後ケアのニーズが高まっています。首都圏を中心に産後ケア専門の施設もできており、助産師として産後ケアをメインに携わっていきたいという方に非常におすすめです。
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