助産院で働きたい!【助産師の転職あるある】

◎助産師が助産院で求められる役割とは!?

助産院は産婦人科医がいないので、検診から出産時までの期間、妊婦さんを安全に出産できるよう指導し、自然分娩の介助をする事が助産師が助産院で求められる役割です。助産師には医療行為が認められていないので、帝王切開などが必要になった際には、病院へ搬送し産婦人科医に処置を依頼します。
 また、出産後の授乳相談、産婦人科で不妊治療を始めることを検討している人への相談やアドバイスなども助産師に求められる役割です。

◎助産院で働くメリット・デメリット

助産院と病院やクリニックの違いの一つは、妊娠から出産まで同じ助産師が妊婦を担当するということです。その為、妊婦と助産師の間の信頼関係が厚くなり、妊婦にとっては何でも相談しやすいというメリットがあり、助産師にとってはトータルして診ているので安全な出産の為のアドバイスがしやすいというメリットがあります。
 また、産婦人科の場合には出産方法に関して様々な制限がありますが、好きな姿勢で産むフリースタイル分娩や自宅での出産、ヨガと禅の呼吸法を取り入れたソフロロジー、アロマセラピーを利用した分娩など、妊婦の望む出産方法に沿うことができるというメリットもあります。
 反対に、助産院で働くことのデメリットは、分娩時にトラブルがあった場合、産婦人科医に対応を依頼しなくてはならないということです。産婦人科の病院と提携していて、近隣にあるなど密接に連携している場合には、さほど心配ありませんが、そうでない場合には対処の為の方法を準備しておく必要があります。

◎助産院で働く助産師の平均年収は?

助産院で働く助産師の平均年収は、一般的な助産師の平均年収540万円よりかなり低い場合がほとんどです。その理由はお産の件数が少ないことが挙げれらます。その他にも夜間のオンコール対応など柔軟な対応が常に求められますので、助産院での仕事は色々な意味で大変なことが多いのが現状です。

◎助産院の助産師求人の探し方

数十年前から産婦人科医が激減したこと、不妊治療の患者が増えたことにより、分娩施設の産婦人科医が不足していること等から、自然分娩で出産したい妊婦さんに必要な助産師が求められています。その為、多くの分娩施設のある病院やクリニック、助産院で助産師の募集がされていますので、どのような環境で働きたいかということを決めてから、ハローワーク、eナースセンター、助産師専門の人材紹介会社などで求人を探してみましょう。

◎助産師の転職に強い転職サイト

看護のお仕事②


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